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執筆者の写真MIKA

人と比べてしまう時に使える考え方

更新日:2022年11月1日




私たちは、つい自分と周りと比べてしまう生き物です。


”出来ない”という言葉。


実は主語が抜けていて、


「私は(〜と比べて)〇〇が出来ない」


というのが、本当の心の声だったりします。


例えば、


”空を飛ぶことができない”


というのは、自分が出来なかったとしても。


周りもみんな”出来ない”から、そんなに落ち込むことはないと思います。


ただこれが、


”自転車に乗ることが出来ない”


とか


”運動ができない”


とか、みんなが出来そうなことだと、


「私は出来ないんだぁ…」


と、落ち込んでしまう。


出来ない自分に落ち込むというよりは、


"人が出来ていることが、私は出来ない"


と、何かと比べるからこそ落ち込んでしまうのが、本当の理由ではないでしょうか。


ただ、これに気づくことができたのであれば、あなたは今日からカメさんになれるのです。


(・∀・)どゆこと?


今日はウサギとカメの物語になぞらえて、お話ししたいと思います。



あなたに質問です。



なぜカメさんはウサギさんに勝ったのでしょう?


ウサギさんが寝てたから?



カメさんが頑張ったから?


もちろんどちらもあると思うのですが、ウサギさんが負けた理由を考えると、答えが見えてきます。


さてさて。


そもそも、なぜウサギさんは途中で寝ちゃったのでしょう?


"足の遅いカメさんに自分が負けるわけがない"


そうたかを括り、ウサギさんはカメさんにさえ勝てばいいと思っていた。


そう。


ウサギさんはカメさんしかみてなくて、本当は一番大切なはずの"ゴール"を見ていなかったのです。


これがいわゆる、


"自分と周りを比べる状態"


ですね。


かたやカメさんはというと。


ウサギさんが寝てても見向きもせずに(周りと比べずに)、ゴールに向かって、一生懸命歩いた。


周りからどれだけけなされても、



「カメがウサギに勝てるわけないじゃーん!」



とバカにされても、ゴールを目指してひたすら歩いた。


その結果、ウサギさんに勝つことが出来たんですね。


なにが言いたいのかと言うと、周りと比べているうちは、本来の目的であるゴールにたどり着けないということ。


本当の自分の目的に目線を定めれば、周りと比べる暇もなくなります。


ただひたすら、ゴールを目指して歩いてく。


だからもう、周りと比べなくたっていいんです。


比べる必要なんて、ないんです。


比べているうちは、目的(ゴール)を見失ってしまうこともあるからこそ、自分と向き合って、なりたい自分を目指せばいい。


"自分らしく生きていくこと"



それがヨガの目指すところ(教え)であり、本来の目的(健康的な状態)でもあったりします。


だから目線を定めていれば、やりたいことは、きっと叶うはずです。


ウサギさんに勝った、カメさんのように。









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